LINEヤフー、2024年下期のインターネット利用環境に関する調査結果を発表。「スマホのみ」の利用が最多に

　LINEヤフーは、全国の15〜79歳の男女を対象に実施した、2024年下期（10月）のインターネット利用環境に関する調査の結果を2月26日に発表した。同調査は2024年10月に行われ、1186件の回答を得ている。

　調査結果によれば、「スマートフォン」でのインターネット利用者は調査対象者全体で90％、「PC」での利用者は36％だった。「スマートフォンのみ」でのインターネット利用が55％で、前回調査（2024年上期）と同じくもっとも多く、「スマートフォンとPC」の併用が35％、「PCのみ」が1％となっている。

　直近3年間における、インターネット利用者の推移をみると、「スマートフォンのみ」でのインターネット利用が増加傾向にあり、2022年下期の調査結果（50％）と比較して5ポイント上昇した。また、男女どちらも「スマートフォンのみ」が増加傾向にあり、とりわけ女性での「スマートフォンのみ」の割合が高い傾向が続いており、今回の調査結果（67％）は過去最高を更新している。

　年代別でみると、10〜50代の「スマートフォン」でのインターネット利用は95％と、前回調査と同様に高い水準を維持した。60代以上のシニア層では、直近3年間の「スマートフォン」でのインターネット利用が増加傾向にあり、60代では2022年下期に80％超に達し、その後も継続的に増加傾向にある。70代では、過去3年間の調査でもっとも高い割合となった。