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Mixpanel, Incからのプロダクトティップス

プロダクトの善し悪しを正しく判断する指標の立て方、成果につなげる考え

Mixpanel, Incからのプロダクトティップス 第8回

 グローバルで7千社以上の導入実績をもつプロダクト分析ツールのベンダー「米Mixpanel社」のキーパーソンによる海外ブログ翻訳記事です。プロダクトマネージャーの日々の業務に役立つ、さまざまな知見をお届けします。今回は、デジタルプロダクトの善し悪しを判断する指標を設定する上で、指標に隠されている「なぜ」を常に探し出すことが重要なことを、例を交えながら解説します。

施策の善し悪しは、見るべき指標が適切でないと正しく判断できない

 「うまくいっているか」

 新しい機能やプロダクトがでるたび、この基本的な質問に答えるために、プロダクト分析トラッキングを実装したくなる衝動にかられるのは、プロダクトマネージャーにとって自然なことかもしれません。

 「ユーザーは新機能を受け入れているか」「重要な指標に影響はでているか」「追加のKPIに影響はでているか」。これらはすべてプロダクトマネージャーが知りたい質問であり、プロダクト分析でエンゲージメント指標を調べることで答えが得られます。

 しかし、質問の背後にある「なぜ」を導き出すことを怠ってしまう人も多いのです。ある指標が機能している、あるいは機能していないのは「なぜか」を探ることで、プロダクトや機能に関する、より有意義な答えを得られます。また、浅い分析によって間違った方向に進んでしまうことを避けることもできます。

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ユーザーが「なぜ」この行動をとったのかを掘り下げ、見るべき指標を捉え直した例

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この記事の著者

エイロン・ビンマン(Mixpanel, Inc)(エイロン・ビンマン)

 Mixpanelのシニア・ソリューション・アーキテクト。  プロダクトマネージャーとして10年以上の経験を持ち、Mixpanelの技術的な実装を数多く行ってきたシリアルアントレプレナー。  隠れたニーズを見つけて本当に必要なソリューションを提供し、企業の成長をサポートしている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://productzine.jp/article/detail/1492 2022/12/22 14:00

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