シンガポールのThinkingDataは、国際化戦略の重点市場として日本への本格参入を7月26日に発表した。あわせて、アプリゲーム開発・提供事業に対してSaaS型ビッグデータ分析プラットフォームと活用支援サービスの提供を開始する。
同社が提供するゲーム向けのビッグデータ分析プラットフォーム「Thinking Analytics」は、中国のゲーム企業にて多く導入されており、中国におけるアプリゲームの黎明期から現在に至るまで長らく、データを軸として支援しプロダクトを進化させ、ノウハウを蓄積させてきた。
今回の日本参入にあたっては、グローバルな成功を支える強力なプロダクトと、それらを支えてきたゲームアプリに対する深い知見とノウハウを提供する。
Thinking Analyticsは、統計解析に必要な高度な分析メソッドをノーコードで実現可能であり、他のBIツールではデータアナリストに依頼して、長いSQLを書かなければならない詳細な分析も、誰でも数分で分析できる。
ほかにも、ダッシュボードの柔軟なカスタマイズ、二次開発の支援、サードパーティデータ(広告計測やアプリ内収益化など)のデータ取り込みや連携などが可能となっている。
さらに、ほぼすべてのゲームアプリジャンルにおける開発期から成熟期までのフェーズを支援してきたノウハウを有しており、日本市場でもそれらを提供するほか、Thinking Analyticsの提供に留まらず、部署間の連携メソッド、ゲームデータの分析手法や事例、データドリブンなマーケティング戦略の構築手法など、さまざまな実地的サポートの提供も行っていく。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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