グッドパッチとスタジオディテイルズは、12月19日に開催されたグッドパッチ取締役会において、2023年1月1日付で難波謙太氏がスタジオディテイルズの代表取締役社長に就任する人事を決議した。なお、海部洋氏は12月31日をもって代表取締役社長を退任し、2023年1月1日付でスタジオディテイルズの顧問に就任する。
スタジオディテイルズは、企業のブランディングや新規事業開発からWebシステムやアプリ開発などに至るまで、クリエイティブとエンジニアリングの2軸の強みを活かして顧客基盤を拡大し続けてきた。質の高いデザインを追求し続け、国内外で80以上のデザインアワードを受賞している。2021年12月には、グッドパッチによる株式の100%取得に伴いグッドパッチグループの一員となったが、この度事業のさらなる成長と両社のシナジーを加速するため経営体制の変更を決定した。
新たに代表取締役社長に就任する難波氏は、2018年よりグッドパッチのデザインディレクターを務めてきた。2019年には「BX(ブランドエクスペリエンス)デザイン」領域に特化したチームの立ち上げを行い、クライアント企業のインナー・アウター両方における一連のブランド体験のデザインに取り組んできた。
2021年12月にスタジオディテイルズの取締役就任以降は、スタジオディテイルズへのBXデザインチームの統合をはじめ、海外でのデザインマネジメント経験を活かし、支援領域の拡大などの事業成長に務めている。海部氏と服部氏は、引き続きスタジオディテイルズの事業に関わっていく。
難波氏は、代表取締役社長就任にあたって以下のコメントを寄せている。
「ディテイルズは、最後の1ミリまで徹底して品質にこだわり抜くコミットメントで海外アワードも多数受賞し、国境を越えて評価をいただいてきました。
グッドパッチは「デザインの力を証明する」をミッションに掲げ、新規事業立ち上げやプロダクト開発に強みをもつデザイン会社です。今後クリエイティブの領域で両者の強みで共創していくことで、さらに驚きのあるデジタル体験への挑戦や高品質なブランドデザインなどを通じて、クライアントの企業価値向上に貢献して参ります」
スタジオディテイルズはデザインを通じて課題解決・価値創造を目指しており、ブランディングや新規事業開発、アプリケーション、Webサイトなどのより具体的な制作物に至るまで幅広いサービスを提供している。
グッドパッチはデザインの力でビジネスを前進させるデザイン企業で、デザインパートナー事業ではグッドパッチならびにフルリモートデザイン組織「Goodpatch Anywhere」により新規事業の立ち上げ、既存事業のリニューアル、企業のデザイン戦略立案、デザイン組織構築支援などを行い、企業のビジネス課題をデザインで解決している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア