フライルは、同社の提供するプロダクトマネジメントプラットフォーム「Flyle」において、プロダクトマネジメント業務の労働集約的業務を、AIによって解決する機能開発を開始したことを、4月26日に発表した。
同社の主要顧客であるプロダクトマネージャー、製品開発担当者、CX担当者、Webディレクターは、より顧客価値がある製品を開発すべく、日常的に顧客フィードバックの分析を行っている。
一方で、顧客フィードバックをプロダクト開発に活かすには、以下のような困難さを抱えていた。
- フィードバックの量が多い
- 継続的に増え続ける
- 経路が多岐に渡る
こういった課題に対して、フライルは顧客フィードバックをサービス上にアップロードするだけで、自動でタグによる分類・データの可視化・分析ができる機能を開発している。とりわけ、大量のフィードバックの分類・分析に悩む企業向けにPoC(α版を通じた課題解決プロジェクト)を開始し、実務に耐えうる機能提供を目指す。
今後は、Flyle上に集められたユーザーフィードバックをAIがテーマごとに自動分類し、データとして可視化する機能の提供を予定している。同機能では、SalesforceやZendesk、Slack、CSVインポート、マイクロサーベイといった、多様な経路からのフィードバック集約が可能になる
集約したフィードバックは、時系列・ユーザー属性などデータに応じて自動で可視化される。月ごとの傾向や、これまでのユーザーフィードバックと異なる傾向のものがあればアラートを飛ばすなど、顧客ニーズの変化を的確につかめる製品開発を目指しているという。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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