テックタッチは、LayerXが提供する請求書処理を効率化するクラウド請求書受領ソフト「バクラク請求書」のカスタマーサクセスに「テックタッチ」が採用されたことを、7月6日に発表した。
バクラク請求書は、請求書特化のAI-OCRと会計ソフトへのシームレスな連携によって、手入力ゼロでの請求書処理を実現するクラウド請求書受領ソフト。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応している。
インボイス制度対応のタイミングで請求処理を見直す企業が増加し、バクラク請求書を新規導入する企業が急増しており、LayerXではサービス導入時の利用者へのオンボーディング(初期定着支援)の対応件数や、利用者からの操作方法や設定方法についての問い合わせ数が増加したことで、カスタマーサクセス担当者から利用者への回答に時間を要する状況になっていた。
そういった背景から、利用者自身でサービスをスムーズに利用できるようユーザビリティの改善が可能で、カスタマーサクセス担当と同じようなオンボーディングのサポートができるソリューションを検討した結果、利用者が操作に迷うことなく初期設定を完了することが可能な点、ユーザーからの問い合わせを未然に防ぐナビゲーションを簡単に設置できる点、ユーザーの利用状況を簡単に分析可能な点を評価し、バクラク請求書のカスタマーサクセスへの「テックタッチ」採用に至ったという。
従来は、資料やメールとバクラク請求書の画面を切り替えつつ設定をサポートしていたが、テックタッチのデジタルガイドによってサポートが自動化され、バクラク請求書の画面上での操作案内が完結可能となり、操作方法についての問い合わせ数の削減やユーザー満足度向上が見込まれる。
LayerXは今後、バクラク請求書におけるテックタッチ活用の効果検証を行った上で、同社が提供する他のバクラクシリーズへのテックタッチの展開も検討していくとしている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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