One Capitalは、SaaS市場の動向や2022年の予測をまとめた「Japan SaaS Insights 2022」を、1月24日に公開した。
Japan SaaS Insights 2022は、日本におけるSaaS市場の民主化を目指して作成されたレポートで、日本のSaaS市場、上場/未上場企業における動向、2022年におけるSaaS市場の独自予想をまとめている。
同レポートによれば、日本の企業向けソフトウェア市場は、世界で2番目に大きな市場である約10.8兆円規模ながら、SaaSの普及率は8%程度に留まっており、世界と同水準(23.7%)となった場合には、日本のSaaS市場規模は2.6兆円程度まで引き上げられる。
日本のSaaS上場企業(27社)から構成される「One Capital Cloud Index」では、主要指数(TOPIX、日経平均、マザーズ)をいずれもアウトパフォームしており、とりわけパンデミック直後からマーケットにおける評価が高まっている。
2021年は、スタートアップの資金調達が活況であり、SaaSスタートアップも大型調達(SmartHR、atama+など)を行っていることから、2021年は過去最高になったと推測される。
2022年は、ホリゾンタル領域におけるM&Aのさらなる活発化、バーティカルSaaSのさらなる台頭、メタバースのビジネス領域への進出などを予想している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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