虎ノ門東京法律事務所は、革新的なビジネスモデルで事業を推進する起業家に向けたサービスとなる、「ビジネスモデル診断」の提供を6月12日に開始した。

ビジネスモデル診断では、企業法務の経験を有する弁護士が顧客のビジネスモデルを徹底的に分析して、事業の成長を力強くサポートする。
診断にあたっては、事業内容や現状について詳しくヒアリング(オンライン対応も可)を行い、法的なリスクの所在を明確にしていく。おもに、以下のようなポイントについての確認が行われる。
- ビジネスモデルの法的適正性(業法規制、消費者保護法、景品表示法など)
- 契約リスク(取引先・業務委託・秘密保持契約などの不備やリスク)
- 知的財産リスク(商標・特許・著作権・ブランド戦略)
- 個人情報・データ保護(個人情報保護法、GDPR対応のチェック)
- 資金調達・投資契約のリスク(投資家との契約内容)
- 競争・独占禁止法リスク(プラットフォーム運営・競争規制の確認)
続けて、ヒアリング内容に基づいて具体的な法的リスクを整理し、優先順位付けを行った上で取るべき対応策を明確に提示した診断レポートを作成する。さらに、レポートの内容について弁護士が直接フィードバックを行い、今後のビジネス戦略についてのアドバイス提供を行う。
おもなサービス提供対象は、以下のような悩みを抱えている人。
- 競合他社との間でトラブルが発生しないか不安
- 投資家からの指摘に備えてリスクを整理したい
- 社内に法務部門がないため、相談ができる専門家を探している
なお、初回相談は30分無料となっている。
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