グッドパッチは、同社の提供するAIデザインツール「Layermate(レイヤーメイト)」において、法人におけるチーム利用に特化した「チームプラン」の提供を12月16日に開始した。

Layermateは、Figma上で動作する国産のAIデザインアシスタントツール。チャット形式で指示を出すだけで、Figmaのキャンバス上に直接UIデザインを生成したり、既存のレイヤーを編集したりできるのが特徴だ。
チームプラン提供の背景には、企業導入における課題があった。ビジネスシーンでは「入力データがAIの学習に利用されることによる機密情報の流出リスク」や「チーム利用におけるアカウント・請求管理の複雑化」が懸念され、本格導入をためらうケースが多かったためだ。
今回追加されたチームプランでは、これらの課題を解決するために以下の機能を備えている。
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オプトアウト機能:
入力されたデザインデータや指示がAIの学習データとして利用されないよう設定可能。機密性の高いクライアントワークや社内プロジェクトでも安心して利用できる。 -
請求担当者・管理者ロール:
チーム全体のアカウント管理、請求管理、セキュリティ設定を一元化。人事・総務・IT部門における運用負担を大幅に軽減する。
同社は、チーム全体でも安心して利用可能なAI活用基盤を確立することで、組織的なAIツールの導入と運用を支援していくとしている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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