PLAINERは、同社の提供するソフトウェアデモプラットフォーム「PLAINER」において、モバイルアプリやデスクトップアプリのデモを作成する「画像でのデモ作成機能」の提供を、6月23日に開始した。

今回、提供が開始された画像でのデモ作成機能を使用することで、従来はWebアプリケーションに限定されていたデモ作成の対象が大幅に拡大し、より多様なソフトウェア操作体験の、直感的な再現が可能になっている。
おもな機能は以下の通り。
- モバイルアプリのデモ作成:iOS・Androidアプリの操作画面を画像として取り込むことによる、実際の操作感を再現したデモの制作
- デスクトップアプリのデモ作成:Windows・Mac向けソフトウェアの画面キャプチャからの、直感的な操作体験の提供
- 対応対象の拡張:Webアプリケーション以外の幅広いソフトウェア製品でのデモ活用の実現
PLAINERは、ノーコードでソフトウェアを複製・カスタマイズして、誰でも簡単にデモコンテンツを制作可能な「プロダクトの真価がすぐに伝わる」サービス。本番環境を提供することなく、顧客にプロダクト本来の価値を届けられ、コンテンツごとのアクセス解析にも対応している。マーケティングでのリード獲得の最大化、営業のデモスキルの均一化、受注プロセスの効率化、CSオンボーディングの型化といった、さまざまな場面で「プロダクトデモを活用した顧客コミュニケーション」の実現を支援する。
プロダクト部門においては、リリース内容をテキストだけで伝える場合、顧客や社内のカスタマーサクセスメンバーは新機能の意義や具体的な操作方法を十分に把握できず、導入後の活用が進まないという課題がある。そこで、新機能の概要や典型的なユースケースを、動画やPLAINERのデモコンテンツで可視化することによって、誰でもひと目で理解しやすい形での提供を可能にする。視覚的に機能を確認しつつ操作手順を追えるので、社内外の関係者が新機能の価値を直感的に理解しやすくなり、スムーズに導入および定着させられる。
具体的には、本番リリース前の開発/ステージング環境でPLAINERのデモコンテンツを制作し、社内向けにはトレーニングや営業リハーサル用資料として展開するとともに、社外向けにはプレビュー版としてパートナーや顧客に公開する、といったユースケースを想定している。リリース前から関係者全員が新機能の操作感や価値を事前に体験できるため、社内教育コストやサポート負荷を削減するとともに、顧客からの早期フィードバックを製品改善に活かせる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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