米Figmaは、プロンプトからアプリを生成できる新たなツール「Figma Make」の提供を、日本を含む全世界のユーザーに向けて7月25日(日本時間)に開始した。

Figma Makeは、5月に同社の年次カンファレンス「Config」において発表された、同社の提供するデザインおよびプロダクト開発プラットフォーム「Figma」上で動作するツール。自然言語によるプロンプトや、既存のFigmaデザインを貼り付けるだけで、機能するアプリやプロトタイプを作成可能なため、より素早く解決策を模索してビジョンを共有し、デザインを繰り返し改善できるようになる。
アイデアから製品のリリースまでを、1つの場所で完結させられるようにするFigmaの包括的なプラットフォームの一部として、既存のデザインおよび開発ワークフローと統合できる。また、既存ブランドとの一貫した見た目や操作感を備えるプロトタイプを生成すべく、Figmaライブラリからスタイルのコンテキストを取り込めるようになっており、そのライブラリからCSSスタイルを抽出することによって、デザインのコンテキストを正確に反映したコードが生成される。
Figma Makeは、無料のStarterプランを含むすべてのユーザーが利用可能で、誰でも自由に試せる。また、Figma Makeの提供開始にあわせて、レイヤー名変更、画像生成・編集、コンテンツ差し替えといったFigma AI機能が、すべての有料プランで一般提供されるようになった。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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