Renewerは、資料作成や分析・戦略策定、ソフトウェア開発などに取り組むビジネスパーソンを対象に、生成AIを活用して効果的な図解を行うためのTips集「生成AI × 図解術ガイドブック 2025」を公開した。
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生成AIをはじめとするAI技術は急速に進化しており、単に文章を生成するだけでなく、画像・動画などのビジュアル表現を含めた多様で高精度なアウトプットを生み出せるようになっている。
ビジネスシーンで最も活用されているビジュアル表現のひとつが「図解」。図解は、物事を視覚的に整理することで思考を整理し、内容を深く理解するのに役立つ。さらに、プレゼンテーションやミーティングなどの場面でも情報をわかりやすく伝える手段として優れており、ビジネスパーソンにとって差別化できるスキルのひとつと言える。しかし、多くの人が「自分の考えや伝えたいことを図で表現するのは難しい」と感じている。
そんな中、生成AIは図解の分野でも非常に頼れるツールとなっており、AI技術の発展により図解はこれまでよりも簡単に活用できるようになりつつある。うまく活用すれば、情報を整理してわかりやすいアウトプットを効率的に作成できる。
同社代表取締役CEOの堀内亮平氏は、著書『ChatGPTを徹底活用! ビジネスパーソンのためのプログラミング勉強法』(翔泳社)において、生成AIを活用したビジネスパーソンのためのノウハウを研究し、まとめた。また、1月には「生成AI × 勉強法ガイドブック 2025」を公開した。
ビジネスパーソンのスキルアップを支援するために「図解」というスキルに着目して作成されたのが、今回公開された「生成AI × 図解術ガイドブック 2025」。同ガイドブックは40ページ以上にわたる充実した内容で、多くの実用的なTipsを紹介している。
図解に使う素材の収集から、図表・グラフ・イラストの作成までをまとめた「総合」パートをはじめ、資料作成や整理・分析業務などのビジネスシーンでの活用法、学習や教育の効果を高める方法、さらにはソフトウェア開発におけるエンジニアリングやデザインでの活用法まで、ビジネスパーソンが図解を役立てたくなる場面を想定して紹介している。
ChatGPTをはじめ、Gemini、Claude、Perplexity、NapkinAI、Miroなど、図解に活用できる多彩な生成AIサービスを紹介。さらに「o3-mini」(GPT)や「3.7 Sonnet」(Claude)などの最新モデルを取り入れ、効果的な図解の方法も解説している。
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同社は、生成AIを活用して「人の能力を高める方法」をわかりやすくまとめることを目的に「生成AI × アップスキリング」シリーズを公開している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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