TOKIUMは6月1日付で、同社のChief Product Officer(CPO:最高製品責任者)に代表取締役の黒﨑賢一氏が就任したことを発表した。

同社は、あらゆるビジネスパーソンを出張手配や事前申請、突合といった定型的な経理作業から解放して、社会全体の生産能力向上に貢献することを目指している。
この目的を達成すべく、AIとプロスタッフが連携し経理業務の自動運転を支援する「経理AIエージェント」の提供を開始しており、採用難や高齢化によって人手不足に直面するリスクの高い、中小・中堅企業を中心とした多くの企業へのデジタル労働力の供給を通じて、2030年までに約2000万時間の経理業務を代替するという目標を掲げる。
今回の、代表取締役である黒﨑賢一氏のCPO兼務は、少子高齢化による生産年齢人口の減少が社会課題となる中で、デジタル労働力の需要は将来的に高まっていくことが予想されることを受けたもので、迅速に多くの顧客のもとへのサービス供給を可能にすべく、開発体制の強化を図っていく。
代表取締役とともにCPOの職務を担うにあたって、黒崎氏は以下のコメントを寄せている。
「日本における人手不足は、生産年齢人口の減少によってさらに深刻化すると予測されており、人に代わる労働力としてAIエージェントの需要は高まっていくと考えています。TOKIUMが目指す「経理AIエージェントによるデジタル労働力を提供することで、日本全体の生産能力の向上に貢献する」という目標をいち早く実現させるべく、CPOとして全社をリードしていきます」
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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