Notion Labs Japanは、メールアプリ「Notionメール」の日本語版の一般提供を発表した。今回、日本語版をはじめ、韓国語、フランス語など18を超える言語に対応した。また、コラボレーションソフトウェア「Notion」をインターネット接続なしで使える「オフラインモード」の正式リリースも同日に発表した。

「Notionメール」では、AIを活用した受信トレイの重要度分類・ラベル付け機能や文章の提案機能により、効率的なメール作成をサポートする。さらに、カレンダーとシームレスに連携することで簡単に会議をスケジューリングでき、プロジェクトやチームごとにカスタムビューを作成できる柔軟な表示機能も備えている。
また、直感的なコマンドとショートカットを活用したリッチテキスト編集により、メール作成の効率が大幅に向上する。
日本語版の提供開始と同時に、スマートフォンで利用できるiOSアプリも公開された。Android端末でも2025年中に利用可能となる予定。

「Notion」のオフラインモードはネットワーク接続が不安定な環境でもアイデアを保存し、ワークフローの継続性を維持するために設計されている。
オフラインモードでは「Notion」のモバイルアプリ(iOS/Android)およびデスクトップアプリケーション(MacOS/Windows)を通じてシームレスにコンテンツを作成・編集できる。外部連携やAIによる処理を必要とする、一部の高度なブロックを除き、ほとんどの機能がオフラインで利用可能。編集内容はデバイスがインターネットに再接続されると自動的に同期され、ワークフローの継続性が確保される。
さらに、設定メニュー内に新しいオフラインダッシュボードが追加され、オフラインアクセス用のページを効率的に管理できるようになった。直近で保存されたページはサイドバーや検索バーを通じて迅速にアクセスできると同時に、検索機能もオフライン環境に最適化。インターネット接続がなくても「Notion」内で必要な情報を見つけられる。
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