アイデアからリリースまでを一気通貫で支援するFigmaプラットフォーム
今回の「Maker Collective Tokyo」では、ステージをぐるりと客席が囲み、会場参加者にはFigmaのロゴが入ったペンライトを配布しました。セッション登壇者に向かって色とりどりのペンライトが振られる様子は、アイドルのライブ会場のような雰囲気がありました。

イベントの冒頭では、FigmaのChief Product Officer(CPO)である山下祐樹がキーノートを行いました。
Config 2025で発表された4つの新製品──Figma Make、Figma Draw、Figma Sites、Figma Buzz──により、Figmaの製品ラインナップは倍に広がり、「アイデアの着想から完成品のリリースまでプロセス全体を支えられる」プラットフォームへと進化したと紹介。
Figmaでは2025年1月から6月上旬の間だけでも56件の新機能をリリースしており、従来のプロダクトと組み合わせることで、以下のような一連の流れが実現できるようになりました。
- FigJamでアイデアを発散
- Figma Slidesでチームに提案
- Figma Makeで動くプロトタイプを作成
- Figma Designで細部を詰める
- Figma Drawで豊かな表現を追加
- Dev Modeで開発チームと連携
- Figma SitesでWebサイトを直接公開
- Figma Buzzでマーケティングクリエイティブを作成
山下は最後に、デザインの本質について力強く語りました。
「デザインとは好奇心を常に持つことであり、可能性を問い続けることであり、細部にこだわることであり、心を動かすことであり、そして可能性の境界線を塗り替えることです。こうしたことは人間ならではの力であり、未来をデザインする上で欠かせない姿勢なのです」と力強く語りました。
