ディレクタスは、仏Contentsquareとリセールパートナー契約を締結したことを、1月28日に発表した。
今回の契約締結にともない、Contentsquareが従来から提供してきたデジタル顧客体験アナリティクスに加えて、同社が2023年に買収した米Heapのプロダクトアナリティクスについて、日本国内における導入・運用支援を担うソリューションパートナーとして、企業のデジタル活用を支援する体制をさらに強化する。
Contentsquareは、Webサイトやモバイルアプリ上でのユーザー行動を詳細に分析して、顧客の意図や感情を明らかにするデジタル顧客体験アナリティクスプラットフォームを提供している。同プラットフォームは、カスタマージャーニー分析、セッションリプレイ、AIによるインサイト提供といった高度な機能を備えており、ユーザーエクスペリエンスの改善や収益拡大に役立つ。
Heapは、ローコードで利用可能なデジタルアナリティクスソフトウェアを提供し、企業のデジタルプロダクトにおけるユーザー行動を深く理解するためのツール。ユーザー行動データを定量的・定性的に分析して、収益向上、コンバージョン率の改善、意思決定の迅速化、顧客生涯価値の最大化といった、大きなビジネス成果へと導く。
今回の提携によって、ディレクタスはContentsquareおよびHeapの導入から運用、分析サポートまでを一貫して提供する。具体的には、
- カスタマージャーニー分析:顧客の行動を可視化し、障壁や改善点を特定
- UI/UX改善の優先順位提案:ビジネスインパクトを定量化し、改善案を提示
- AIインサイト:顧客行動を自動分析し、収益機会を発見・通知
- ヒートマップ:ページ上でのユーザー関心度を色分けで表示
- MA連携:MAなどの他のマーケティングツールと連携し、データ活用を最大化
- 分析運用支援:アナリストによるKPI改善提案
といったサービスを通じて、企業のデジタル活用支援を行っていく。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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