富士通の展開する富士通アクセラレーターは、生成AIを活用したソリューションやサービスの開発を目指すプログラム「Fujitsu Accelerator for Generative AI」の対象となる、スタートアップ・大企業を10月28日〜2025年3月31日の期間に募集している。
同プログラムでは、生成AIを活用して課題解決に挑むスタートアップと、生成AIで解決したい課題を抱える大企業をマッチングすることで、スタートアップのビジネス成長を支援する。あわせて、AIサービス「Fujitsu Kozuchi」をスタートアップへ提供するとともに、データ整備、検証支援といったスタートアップによる生成AI活用の促進を図る。
大企業にとっては、同プログラムへの参加によって事業課題に合った生成AIソリューションの迅速な開発や実証実験が可能になるほか、無償での新規ビジネス、オープンイノベーション機会の創出にもつながる。
富士通は、以下のようなサポートを提供する。
- AIサービス「Fujitsu Kozuchi」の無償提供(条件は別途協議)
- ユースケース開発・PoC実施に向けた実現性支援
- 富士通グループが開催する顧客向けイベントへの参加
スタートアップの募集対象は以下の通り。
- 未上場〜上場1年以内のスタートアップ企業
- 応募時点で法人登記が完了していること
- 開発中または既存の技術を活用して、新たなビジネスを構築する意欲のある企業
大企業の募集対象は以下の通り。
- 自社の課題を生成AIで解決したい意欲のある企業
- スタートアップとのオープンイノベーションの推進部署が設立されていること
Fujitsu Kozuchiは、高い信頼性と安全性を併せ持ち、顧客の生産性と創造性を拡張するクラウドベースのAIサービス。顧客価値実現に向けて、先端技術を研究開発で生み出し、最新のサービスとしてタイムリーに提供する。また、富士通独自の生成AI技術と、AIと計算技術の融合によって、AI導入を加速する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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