クラスメソッドは、オンラインカンファレンス「Classmethod Showcase 進化する生成AI最前線とビジネス活用の現場」を、2月20日に開催する。参加費は無料。
AI技術の急速な進化は、ビジネスモデルの創造から業務効率化まで、企業活動のあらゆる面で革新的な変化をもたらしている。しかし、生成AIの導入を進めている多くの企業が、社内の知見不足や実証実験からの進展の難しさから本格的な実用化に苦心している現状がある。
同カンファレンスでは、AIの基礎知識からツールの活用、導入時の課題解決まで、企業のAI戦略に必要な知見を体系的に紹介する。実際に生成AIをビジネス導入して成果をあげている事業会社からゲスト登壇者を招き、先進企業の具体的な成功事例を交えながら実践的なアプローチについて解説する。
開催日時は2月20日の13時~16時10分で、Zoomを通して配信される。参加には事前の申し込みが必要となる。
注目のセッションは以下の通り。
「創業120年のコクヨが拓く生成AI活用と社内推進のヒント」/コクヨ株式会社 ビジネスサプライ事業本部 Bサプライ事業戦略室 データドリブン推進ユニット 鳥居勇佑氏、金剛寺憲吾氏
コクヨは「KOKUYO DIGITAL ACADEMY」を開校し、約1年半にわたる試行錯誤を経て社内のデータ活用とテクノロジー推進を加速してきた。その過程で、非エンジニア社員が生成AIを用いたプロトタイプを創出するなど新たな価値創造が生まれている。セミナーでは、国内の伝統的企業が進めたデジタル人材育成や生成AI活用事例、実践から得た知見を踏まえて、社内で生成AI活用を推進するヒントを紹介する。
「AWSにおける100以上の国内事例に学ぶ生成AI活用の現状と未来」/アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 JAPAN GTM Data and AI 機械学習スペシャリストソリューションアーキテクト 本橋和貴氏
生成AIの実用化が加速する中、AWS上で100以上の国内企業が実践している生成AI活用事例を分析し、その現状と将来展望について紹介する。POCにとどまらない本番環境での活用事例や、業務変革、価値創造の具体例を通じて、企業が直面する課題とその解決策、実用化に向けたベストプラクティスを解説。セキュリティや責任あるAIの観点も含め、生成AI実装の実践的なアプローチを学べるセッションとなる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア