「インクルーシブデザイン」の理解を深めるための企画者・商品開発者向けオンラインセミナーが12月10日に開催

　STYZは、同社が運営するインクルーシブデザインスタジオ「CULUMU」において、オンラインセミナー「多様な人たちと共創する商品開発・企画の新アプローチ「インクルーシブデザインとは？」三方よしの持続可能なビジネスの新しいアプローチに必要な知識が身に付くセミナー」を、12月10日に開催する。参加費は無料。

　第3回を迎える同セミナーは、これまでの内容に加え、新しいトピックや最新の事例を交えてより実践的な学びを提供する。

　これまでのビジネスでは、社会課題や障害当事者のニーズは母数の少なさから見過ごされる傾向にあった。しかし、誰もが老いや怪我などにより不自由な状況に立たされる可能性を持っている。また、国内の障害者数は2006年から2018年で約1.5倍になり、今後マイノリティと呼ばれる人々のニーズは看過できない規模になると予想される。「インクルーシブデザイン」では、社会の多様性を認め合い、生かしていくことが求められる取り組みが注目を集めている。

　「CULUMU」は、さまざまなユーザーと共創しながらプロジェクトを推進してインクルーシブデザインを進めてきた。同セミナーでは「CULUMU」がこれまで携わってきた案件など、事例を通してインクルーシブデザインの理解を深められる場を目指す。

　参加対象は以下の通り。

• 自社製品のアップデートを多様な視点を取り入れて実践したい人
• ユーザーと共創してプロダクト開発することに興味がある人
• 新規事業、プロダクト・サービス開発、イノベーションに関わる人
• 現在のプロダクト・サービスに新たな視点を必要としている人

　開催日時は12月10日の13時～14時で、Zoomを通して行われる。参加にはイベントページからの申し込みが必要となる。