事業戦略部門が示すビジョンを具現化するためのDX推進とプロダクトマネージャーの役割
DXの落とし穴を解決するプロダクトマネージャ―のすすめ 第4回
DXやシステム化の実現のためには、戦略とシステムのつなぎ役である「プロダクトマネージャー」の存在が必須である。しかし、事業会社では意外と、その存在も必要性も知らず、「DXやシステム化はIT部門に頼めばやってくれる」「戦略をきちんと作ればいいシステムができる」とプロジェクトをスタートしてしまい失敗することが多い。本連載では、DXやシステム化がうまくいかない事例とともに、プロダクトマネージャーの必要性を訴えていく。第1回では、プロダクトマネージャ―とは何か、プロダクトの成功とは何かについて、第2回では、IT部門の課題と解決の方向性について、第3回では、「新規事業/新規サービス」の立ち上げを指示された「事業部門」のみなさんにとっての悩みとその解決方法についてみてきたが、今回は、事業戦略部門(経営陣)の視点で、DXの推進や実現のために何ができるか考えてみたい。
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西村 大輔(株式会社DNTI)(ニシムラ ダイスケ)
アクセンチュアでキャリアをスタートし、日立コンサルティングの立ち上げ、日本IBMなどで30年にわたりビジネスコンサルタントとして活躍。コンサルタントとしては、消費財、電気、化学、食品、日雑、文教、通信業界など、幅広い業界における、全社業務改革、グループ/グローバル経営管理、大規模なCRM/ERP導入...
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