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10 Inc.、定性分析特化型AI「Nullo AI Studio」提供開始。熟練リサーチャーの思考を再現し、商品開発の意思決定を支援

 株式会社10(以下、10 Inc.)は、質的データの分析プロセス高度化を通じて企業の意思決定を支援する、AIソリューション「Nullo AI Studio」の提供を4月15日に開始した。熟練リサーチャーの思考プロセスを学習したAIにより、定性データから迅速にインサイトを導き出すことを目指す。

Nullo AI Studioの活用イメージ

 Nullo AI Studioは、近年顕在化している「分析が属人的で再現性がない」「インサイトが得られても意思決定に活かされない」といった課題を解消すべく開発された。単なるテキスト要約に留まらず、リサーチャー特有の解釈・構造化・示唆導出というプロセスをAIが再現。定性調査の発言録やSNS、VOC(顧客の声)データから、意思決定に直結する示唆を提示する点が特徴となる。

 同ソリューションでは「なぜそう言っているのか」という背景にある心理構造を解釈し、整理されたインサイトへと昇華。発話データなどをテーマ構造やインサイトドライバー、意思決定示唆へと分類し、マーケティングやブランド戦略、プロダクト開発に直接活用できる形でのアウトプットを可能にする。

 専門的な分析スキルへの依存を減らし、企業の担当者自身が日常的にインサイトを抽出・解釈できる設計を採用した。これにより、外部パートナーに頼り切りにならない「分析の内製化」や、意思決定までのリードタイム短縮、組織内での知見蓄積を同時に実現する。これまで数週間を要していた定性分析プロセスの大幅な効率化が期待できる。

 活用シーンとしては、新商品やサービスの開発における迅速なインサイト抽出のほか、カスタマージャーニーの再設計やブランド戦略の改善、グローバルブランドのローカライズなどを想定。10 Inc.が提供するオンラインコミュニティリサーチ(MROC)など、既存の調査データとも連携させることで、継続的な顧客理解とインサイトの資産化を支援していくという。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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