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Pendo、2022年第二四半期の成果を発表。日本での売上は予想を上回り、プロダクト主導型戦略の専門家コースも提供開始

 Pendo.ioの日本法人Pendo.io Japanは、2022年第二四半期(5月1日から7月31日まで)のハイライトを8月31日に発表した。

 おもな成果として挙げられるのは、ロードマップを構築するための新しいプロダクトや、従業員向けソフトウェアの定着化を支援する「Pendo Adopt」の新機能のリリース、プロダクト主導型認定コースの初期段階の立ち上げ、顧客と収益の継続的な成長など。現在、Pendoの有料顧客数は2600以上、「Pendo Free」のアカウントを所有する企業は4000社以上に上る。

 このことについて、Pendoの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるTodd Olson氏は、次のコメントを寄せている。

 「効率的な成長の実現のために、Pendoを使用する企業がこれまで以上に増えています。我々は、これらの企業がプロダクト主導型戦略を活用し、最高のプロダクト体験を提供しながらより効率的なビジネスを展開いただけるよう、プロダクトの強化やアップデートの継続、新しいコンテンツやトレーニングの提供開始、さらにグローバル拠点の拡大など、懸命に取り組んでいます」

 今期のハイライトは以下の通り。

  • 収益と顧客ベースの増加:Pendoの第二四半期の成長は、過去最多の10万ドル以上の新規取引、既存顧客の拡大、日本およびオーストラリアでの予想を上回る売上に牽引された。また、初めて取引高が100万ドル以上となった新規顧客も獲得。新規顧客には、Level Access、Avison Young、WEX、Clipper Magazine、Registrar Corp.、オーストラリアを拠点とするAuror、日本のChatworkなどがあり、日本企業のNECがリセラーとしての契約を締結した。Pendoとの関係を拡大した顧客にはVarsity Tutors、ZoomInfo、Carnegie Learning、WPPなどがある。
  • プロダクト主導型認定コース(英語):Mind the Productとの提携により新しく開発した認定コースでは、プロダクトマネージャーやビジネスリーダーが、プロダクト主導型戦略を用いて成長を促進し、キャリアと組織を向上させる方法を学ぶことができる。3時間のコースと試験を修了すると「プロダクト主導型認定」バッジを獲得でき、プロダクト主導型戦略の専門家となる。コース開始後、最初の1週間で3500人以上がコースを受講した。

 また、Pendoが取り組んでいるプロダクトの強化は以下の通り。

  • 「Pendo Adopt」のアプリ横断ガイド:新機能により、企業は、従業員が業務に使用する複数のソフトウェアアプリケーションにおいて段階的なウォークスルーガイドを作成して展開できる。「Pendo Adopt」のユーザーは、強力な使用状況データによりそれぞれのガイドのエンゲージメントを把握し、従業員がどこで行き詰っているかを突き止めることで、従業員の望ましい行動とビジネス成果を促進するためのガイドを提供できる。
  • 新しいロードマップの体験:新しいPendoロードマップは、プロダクトチームが顧客のフィードバックと市場データを組み合わせて、次に何を開発するかを決定。その計画を社内の関係者と顧客の両方に伝えられるようにするもの。Pendoのユーザーは、顧客のフィードバックリクエストを計画中の機能や取り組みに関連付けることで、ロードマップの決定に際して収益や意見がどのように反映されているかを正確に示すことができる。
  • データエクスプローラの新機能:データエクスプローラの機能強化によって、無制限のイベントを比較・分析し、もっとも使用されている機能ともっとも使用されていない機能をよりよく把握できるようになり、プロダクトデータ分析がより強力になった。また、デバイスに関するデータをデータエクスプローラに追加することで、顧客が使用しているデバイス、ブラウザー、オペレーティングシステムを把握し、開発作業の優先順位を決定するための適切な判断を行うこともできる。

 Pendoは、「ソフトウェアで世界のプロダクト体験を向上する」をミッションに掲げ、ユーザーの期待にソフトウェアを近づけるためのプロダクトプラットフォームを提供している。世界7拠点にオフィスを構え、従業員は800人以上にまで拡大。顧客企業は、米Salesforce.comや米Trend Microなどで、「フォーチュン500」企業にも多数導入されている。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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