効果的なリサーチ手法を解説した書籍『最善のリサーチ』の出版を記念したオンラインセミナー「最善のリサーチ」が5月20日に開催される。参加費は無料。
『最善のリサーチ』は、エリカ・ホール氏の書籍を翻訳した一冊。プロダクト開始には必ずリサーチが必要だが、そのリサーチをやらずに実装してしまうことや、リサーチをしてもそのデータから正しい問題やニーズをつかみきれず成功しないプロダクトになってしまうことがある。
ローンチの際には昔の失敗を忘れ計画を立ててしまうクセ(バイアス)があり、自分たちのつくりたいものがベースで作られたプロダクトは自分よがりになってしまう傾向がある。その理由は、聞く耳を持たない組織であるためと言える。リサーチは、UXリサーチャーに任せたり外部委託したりすればよいものではなく、開発チームのほか、経営者も理解しておくことが必要となる。
同書は、リサーチのやり方や、その重要性からどのように解釈するのかについて、またリサーチを取り入れるための組織作りについてなど、現場で起きている悩みを解決できる書籍となっている。
ホール氏は自らの経験をもとに、任意の規模のチームや予算で実施できる信頼性の高いリサーチ手法をこのガイドブックに集約した。読者は競争上の優位性を発見して自身の盲点や偏見を認識し、調査結果の理解と活用を深められる。
同セミナーでは、どのような組織やプロジェクトでも手間をかけずに効果的なリサーチを行う方法について解説する。リサーチの計画から実施、結果の分析に至るまでのプロセスを通じて、核心的なポイントを学べる。
効果的なリサーチの鍵は、適切な質問を立て、得られた回答を批判的に分析すること。このアプローチにより未知の要素を最小限に抑え、最も効率的な方法で正確な情報を収集してチームの時間とリソースを節約できる。
アジェンダ
- 「UX DAYS PUBLISHING」について
- 『最善のリサーチ』について
- 他、書籍の翻訳希望者募集について
参加対象は以下の通り。
- 書籍を読みたい人
- UXデザイナー
- UIデザイナー
- 経営者
- プロダクトマネージャー
- マーケター
開催日時は5月20日の19時~21時。参加にはイベントページからの申し込みが必要で、定員は先着30名となっている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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