クリーク・アンド・リバー社(C&R社)は、アジャイルを志向する組織でリサーチを実践するプロダクトマネージャー、UXデザイナー、UXリサーチャーを対象としたオンラインセミナー「現場のリサーチ術~アジャイル組織がUXリサーチを日常にしたプラクティス~」を、9月26日と10月17日に開催する。参加費は無料。
同セミナーでは、株式会社はてな コンテンツ本部第一グループ プロデューサー/認定スクラムプロダクトオーナーの米山弘恭氏が登壇する。はてなが提供するサービス「toitta」はデザインリサーチ・マーケティングリサーチに携わるチームのために考案された、インタビュー後の発話分析を支援するソリューション。インタビューの録画・音声データをAIで処理し、データを分析しやすい形に整えることで、ハードルの高いインタビュー分析を協力にサポートする。
はてなの新規事業チームでは専任リサーチャーがいない少人数のチームであるにも関わらず、メンバー全員で年間200件超のユーザーインタビューに取り組み、その過程で得られたファクトやインサイトをもとに「toitta」を開発した。
セミナーでは、事業の成長に貢献する効果の高いリサーチを実現するにあたって重視すべき考えや実践的手法を、実体験をベースに第1回「基礎知識編」、第2回「実践的手法編」と2回に分けて解説する。
参加対象は以下の通り。
- プロダクトマネージャー、UXデザイナー、UXリサーチャー
- ユーザーインタビューなどのインタビューを実施している人
- 過去実施したことがあり、今後さらに組織内でリサーチを推進していきたい人
開催日時は、第1回が9月26日の19時~20時、第2回が10月17日の19時~20時。参加には事前の申し込みが必要で、締め切りは第1回が9月26日の20時、第2回が10月17日の20時。定員は各回60名。
各回のセミナー内容は以下の通り。
第1回:「基礎知識編」
- リーン開発と仮説検証サイクルの意義
- 顧客との対話の重要性と親和図法による分析の意義
- リサーチ結果の活用と組織への浸透の意義
第2回:「実践的手法編」
- リーンキャンバスの運用
- 半構造化インタビュースクリプトとピアレビュー
- KA法・KJ法と叙述
- ユーザーストーリー化とバックログ運用
- チーム内外への情報共有
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア