ビザスクは、エキスパートマッチングシステム「AI Scout」の提供を、国内外のクライアントに向けて3月11日に開始した。同システムはアメリカのチーム主導で開発され、2年間にわたる社内運用と検証を経て本格展開される。

AI Scoutは、コンサルティングファームや金融機関、事業法人などから寄せられる「業界や業務に精通した専門家の意見が聞きたい」といった依頼に対し、国内外75万人超の登録エキスパートの中から、AIが適合度の高い候補を即座に提示するシステム。
導入によって、これまで候補者選定にかかっていた数時間から2、3日のプロセスが約5分に短縮され、24時間365日の対応が可能となった。クライアントは提示された初期リストを起点に、要件の精緻化や追加探索を依頼できる。AIが初期のリスト生成を担うことでプロジェクト開始までのリードタイムが大幅に短縮され、より本質的な要件設計や戦略的判断にリソースを集中できるようになる。
同システムのベースとなるAIモデルは、人間が最終判断を担う「Human-in-the-loop」の体制で継続的に精度向上が図られている。複雑なプロジェクト要件の理解能力を学習させてマッチングロジックを高度化したことで、十分な信頼性と時間短縮効果が確認されたという。単にAIを既存の仕組みに付加したものではなく、社内実証で磨き上げたAIモデルに加えて、ビザスクが長年蓄積してきた膨大なマッチングデータとオペレーションの知見が構造化されている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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