DXやシステム化の実現のためには、戦略とシステムのつなぎ役である「プロダクトマネージャー」の存在が必須である。しかし、事業会社では意外と、その存在も必要性も知らず、プロジェクトをスタートしてしまい失敗することが多い。本連載では、DXやシステム化がうまくいかない事例とともに、プロダクトマネージャーの必要性を訴えていく。第1回では、プロダクトマネージャーとは何か、プロダクトの成功とは何かについて、第2回では、IT部門の課題と解決の方向性について解説した。第3回では、「新規事業/新規サービス」の立ち上げを指示され、市場を見極め、収益をあげるアイデアはあるが、そのアイデアの実現性や技術適応性の検証ができないといった課題をお持ちの「事業部門」のみなさんにとって、プロダクトマネージャーとどんな関わり方をしていけば良いかを見ていく。
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西村 大輔(株式会社DNTI)(ニシムラ ダイスケ)
アクセンチュアでキャリアをスタートし、日立コンサルティングの立ち上げ、日本IBMなどで30年にわたりビジネスコンサルタントとして活躍。コンサルタントとしては、消費財、電気、化学、食品、日雑、文教、通信業界など、幅広い業界における、全社業務改革、グループ/グローバル経営管理、大規模なCRM/ERP導入...
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