エクスプラザ、宮田大督氏がCPOに就任。事業と組織の両面からAIネイティブな体制構築支援を加速

　エクスプラザは、さらなる事業成長を目指して、8月1日付で宮田大督（みやた・だいすけ）氏がCPO（Chief Product Officer）に就任したことを8月19日に発表した。

　同社は、「一人ひとりの可能性を拡げる、想像を超える未来を実装する」というミッションのもと、生成AIやAIエージェント技術を起点とした社会実装と新たな価値創造に取り組んでいる。

　生成AIの活用が急速に進む中にあって、多くの企業においてもAI導入の検討が進む一方で、技術導入に留まることなくいかに自社の事業や組織に深く根付かせて、持続的な価値創出につなげていくかが問われる時代が到来しつつある。

　このような時代の転換点において、同社はAIを「活用する」に留まらず、AIを前提とした事業・組織づくり、すなわち「AIネイティブ化」を、多くの企業の発展と価値創造を支える中核的な取り組みとして位置づけ、支援を加速していく。こういった取り組みを同社は、単なる開発体制の刷新だけでなく、意思決定の構造や組織のあり方、さらにはパートナー企業との関係性を進化させて、より高品質なソリューションと持続的な価値提供を実現していくための変革と位置付けている。

　同社におけるプロダクト開発思想とパートナー企業における事業推進支援を、AIエバンジェリストとして牽引してきた宮田氏のCPO就任は、こういった背景を受けて行われた。同氏は現場起点のプロダクト開発に深く携わってきた実績を有するだけでなく、発信者・共創者としても広く活動しており、生成AI領域におけるさまざまなプロフェッショナルや推進者たちとともに、業界横断のイベントやカンファレンスへの登壇、知見の発信を通じて、社会に向けた価値の言語化と実装に取り組んでいる。

　宮田氏のCPO就任によって、同社は事業と組織の両面からAIネイティブな体制構築支援を加速して、パートナー企業との共創による価値ある社会実装を推進していく。

　同氏は、Gaudiyや令和トラベルにてSNSでのエージェント実装やDifyなどノーコードツール活用での大量コンテンツ生成といった、さまざまなプロジェクトの企画から実際の実装まで手がけており、2025年8月より現職。

　CPOへの就任にあたって、同氏は以下のコメントを寄せている。

「これまでAIエバンジェリストとして、自身の手で確かめ感じた生成AIの価値を発信し、個々人を支援する活動を行ってまいりました。今後はCPOとして、組織全体にこれまでの活動の成果を浸透させ、パートナー企業・チーム・社会へのインパクトを最大化していくことをミッションとします。
これまでエクスプラザが強みとしてきた「価値を最大化させるプロダクト開発」をより加速していきながら、ビジネスシーンにおける「生成AIネイティブ化」の推進に尽力します。
エクスプラザの「一人ひとりの可能性を広げ、想像を超える未来を実装する」というビジョンに向け、仲間とともにワクワクするサービスを育てていきますので、どうぞご期待ください」