Sun Asteriskは、新規事業における仮説検証・サービスデザインをAIが支援するプロダクト「Ailla(アイラ)」のβ版提供を開始したことを、12月17日に発表した。

今回、β版の提供が開始されたAillaは、事業のアイデアや前提条件を入力するだけで、AIが事業の仮説を構造化して論点を自動抽出し、仮説検証のサイクルを高速化するサービス。
Aillaの特徴は、同社が1000件超の支援実績から生み出した独自フレームワーク「VALUE DESIGN SYNTAX(バリューデザイン・シンタックス)」を搭載している点だ。
AIエージェントが「Business/Technology/Creative」という3つの視点から事業仮説と論点を生成。自分ひとりでは気づけない重要なポイントを、抜け漏れなく検討できるよう支援する。
また、アイデアの種から事業仮説の全体像を構造化し、検証すべき論点や優先度、具体的な検証方法までを自動で提案する。これにより検証前の仮説設計を短縮でき、より多くのPDCAサイクルを回せるようになる。
さらに、まだ言語化しきれていない粗いアイデアでも、その場で入力するだけでAIが前提を整理し、論点を見える化してくれるため、チームメンバーや上司に相談するための「たたき台」としても活用可能だ。検証結果に基づいた事業案のブラッシュアップや、ピボット案の作成も迅速に行える。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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