検品の自動化ソフトウェアを提供しているアダコテックは、同社のCTO(Chief Technology Officer)に伊藤桂一氏が、CPO(Chief Product Officer)に武政成彦氏が就任したことを、6月1日に発表した。
今回の、伊藤氏のCTO、武政氏のCPOへの就任は、AIの運用方法のさらなる汎用化や検査精度などの性能向上を目指すべく、同社のプロダクトを支える経営体制の強化を目的として行われている。
同社は、国内および海外の製造現場にフィットしたプロダクトの開発を行うことで、製造業の検品分野における技術的デファクトを確立していく。
伊藤氏は、CTOへの就任にあたって、「AI技術の発展は目覚ましく、多くの素晴らしい技術が開発されています。一方で、外観検査自動化のような困難な課題を実運用していくには、AIの運用方法や性能保証など解決すべき技術課題が未だ多く残っている状況です。これら技術課題をアダコテックの長年のノウハウと新技術開発により解決しAI技術を社会実装していくことで、社会に貢献してまいります」とのコメントを寄せている。
また武政氏は、CPOへの就任にあたって、「この度、CPO職を拝命しました。私はこれまで、BotB領域で特別な技能をもった方々の素晴らしい仕事を、プロダクトを通して誰でもその成果を再現できる状態をつくる、というミッションに多く取り組んでまいりました。アダコテックが15年という歳月をかけ育んできたHLAC技術とともに、製造業の内側から革新や生産性改善を担う方々が、プロダクトを通してAIやデータの活用でインパクトを生み出せる世界を創出してまいります」とのコメントを寄せた。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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