Kikuviは1月29日、同社のAIビジネスヒアリングプラットフォーム「Kikuvi(キクヴィ)」において、ヒアリング設計に「定量質問」を組み込める新機能を追加した。
Kikuviは、AIの対話能力を活用し「1000人への同時インタビュー」を可能にするサービス。今回の機能追加により、NPSや満足度といった定量的なスコアを尋ねた直後に、AIがその回答の背景にある文脈を読み取り、「なぜその点数なのか」をリアルタイムで深掘り質問できるようになった。
これにより、統計データから「課題(何が起きたか)」を発見するだけでなく、その場での深掘りを通じて「解決策のヒント(なぜ起きたか)」までを自動抽出できる。従来、アンケート結果を見てからインタビュー対象者を選定・調整するために数週間かかっていたリードタイムを数分に短縮し、市場の変化や顧客の違和感を即座にキャッチできる点が大きなメリットだ。
また、管理画面には「定量データ」タブが新設された。自動集計されたグラフと、その根拠となる具体的な発言内容を同一画面上で参照できるため、「5段階評価で『2』をつけた人が具体的に何に不満を感じているのか」といった定性的な理由を、データと紐づけて即座に特定できる。
想定される活用シーンは以下の通り。
- 顧客満足度(CS)調査:満足度をレート(定量)で取得し、その理由をAIが深掘り(定性)することで、解約防止や改善の具体的ヒントを得る。
- 社内エンゲージメント調査:オフィスではテキスト、移動中は音声など、従業員の都合に合わせた回答形式で回収率を高める。
- 市場調査・NPS測定:大規模なアンケートと定性インタビューを1つのプロジェクトに統合し、分析コストを大幅に削減する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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