AppsFlyer Japanは、安全でプライバシーを重視した昨今の規制やニーズに対応するデータクリーンルームソリューション「Data Clean Room」を、6月10日に発表した。
Data Clean Roomは、プライバシーを保護しつつエンドユーザー体験を向上させるオープンプラットフォームで、同社の次世代型プラットフォーム「AppsFlyerプライバシークラウド」の柱となるソリューション。
アプリ開発者は、Data Clean Roomを活用することで自身のファーストパーティデータとマーケティングコンバージョンデータの両方に基づいたインサイトを安全な環境で生成できる。また、これをもとに正確な計測を行い、マーケティングキャンペーンにおいて情報に基づいたアクションを実行可能なので、顧客のプライバシーを保護しつつ、投資収益率の改善が期待できる。
アプリ開発者が従わなければならないプライバシーの法規制を遵守するよう設計されており、どのデータを実行させるかを完全に管理可能なため、独自のビジネスロジック、コンプライアンス、データガバナンスを定義するとともに、追加のプライバシー保護技術を活用できるようになっている。
AppsFlyerプライバシークラウドのその他テクノロジーとしては、米Intelとの連携による高度な準同型暗号(HE)およびPrivate Set Intersection(PSI)、マルチパーティ計算、差分プライバシー、集約コンバージョンモデリング(ACM)を用意する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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