運用型テレビCMサービスを中心にマーケティングプラットフォームを運営する、ラクスルグループのノバセルは、「指名検索データ」とノバセルの「特許取得の分析法(特願2019-240038)」を活用し、他社CMの効果を可視化するツール「ノバセル トレンド」を、8月2日よりフリーミアム化し、基本機能の無償提供を開始した。
従来、企業の宣伝・マーケティング部門は、予算や施策を決める上で競合他社の情報を得るために多種多様な手法を用いていたが、データを収集しても「実際の効果」がわからず施策に活かせていないのが現状だった。
「ノバセル トレンド」は、自社のCM効果だけではなく、他社CMの「効果」を指名検索という指標で即時に可視化する独自ツール。今回のフリーミアム化により、無料で約4500ブランドの中からCM効果を見たいブランドを複数選択し、選択期間内での分間指名検索ポイント(テレビCM放送直後3分間に増加した指名検索数を独自ロジックでポイント化したもの)、放映量(インプレッション・imp)、指名検索スコア(分間指名検索ポイントを放映量で割った効果指標)を無料で把握することが可能になった。
「瞬間指名検索数」すなわち、「どれだけ視聴者の検索アクションにつながったか」を評価する技術を企業のCM出稿状況と紐づけることで、他社がどんなCMを、どの枠で放映し、さらには効果があったのかどうかまでを可視化することが可能。誰でも簡単にリアルタイムで他社の施策と効果がわかるため、競合他社のテレビCM効果データから、最適出稿量・局/枠選択・クリエイティブの勝ちパターンを見つけ出すことができる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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