アクセラレータープログラム「G-STARTUP」、第6期の採択企業を決定

　グロービスは、スタートアップ企業を対象とするアクセラレータープログラム「G-STARTUP」において、第6期（6th Batch）の採択企業をMain Trackとして9社、Incubate Trackとして15社決定したことを、2月9日に発表した。

　G-STARTUPは、ユニコーン企業を100社輩出するプラットフォームの構築を目指して、2019年4月にスタートしたアクセラレータープログラムで、将来的に日本を代表するベンチャー企業へ成長することが期待されるスタートアップの起業家を採択し、プロダクト・ビジネスモデル・チームの成長を手助けし、ユニコーンとしての成長に必要な資金調達を支援する。

　6th Batchは2月9日から、採択企業に対して成功した起業家（ファカルティ）やベンチャー支援の専門家などによる講義、現役のベンチャー・キャピタリストによるメンタリングを通じたプロダクト開発・事業開発・資金調達の支援を始める。今期のファカルティには、アンドパッドの代表取締役である稲田武夫氏、PKSHA Technologyの代表取締役である上野山勝也氏、ベースフードの代表取締役である橋本舜氏を迎えて、さらに進化したプログラムによってユニコーン経営者としての視座の引き上げと事業成長支援を加速する。

　今期は、ディープテック領域の起業家を重点的に採択したほか、インパクトユニコーンを志す起業家に向けた支援も強化しており、より多様な起業家を支援するプラットフォームとしての体制を拡充していく。

　Main Track採択企業は、AquaAge、ExRoad、COUCH POTATO CLUB、ZIDAI、Dots for Inc.、ネクスタ、ファーメランタ、フィルダクト、Blossom Energyの9社。

　Incubate Trackとして採択された15社の有望なスタートアップ企業・チームに対しては、メンターとのマッチング、Demo Dayでの発表、原則投資以外は、Main Track採択企業とほぼ同様の学びや人的ネットワークといった、事業をブラッシュアップする機会を提供する。また、Incubate Track向けのプログラムとして、G-STARTUP共同代表の仮屋薗聡一氏によるグループメンタリング、期間中のG-STARTUPファンド投資担当者によるオフィスアワー、Incubate Demo Dayでの発表機会提供を行う。

　Incubate Track採択企業は、EightLab、LX DESIGN、かいじゅうカンパニー、grow＆partners、comvey、Sally、zooba、スマートブックス、Zenmetry、TxTo、ninpath、NOBU Planning、Beauty Terminal、menopeer、Ubiqの15社。

　4月27日には、プログラム期間中の成果を発表するDemo Day（成果発表会）の開催を予定しており、グロービス・キャピタル・パートナーズを始め、国内有数のベンチャー・キャピタル、エンジェル投資家ら出資検討者を招聘して、資金調達の機会を提供する。

　なお、G-STARTUPは年2回プログラムを開催しており、次回7th Batchは6月頃の応募開始を予定している。