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IDEATECH、「BtoBのコンテンツマーケティングに関する2023年総括と2024年展望レポート」を公開

 IDEATECHは、「BtoBのコンテンツマーケティングに関する2023年総括と2024年展望レポート」を12月27日に発表した。

 同レポートでは、デジタルマーケティングの市場規模が急激に拡大している要因として、新型コロナウイルス感染症の拡大にともなうオンライン化を挙げており、直接の対面接客や営業が困難になったことで、企業はWebサイト、SNS、動画配信といったデジタルチャネルを主軸に据えて、デジタル技術を駆使したマーケティングに力を入れる傾向が強まったと述べている。

 一方で、広告に注力する企業の増加や、Cookie規制によるCPA(顧客獲得単価)高騰によって、多くの企業は追加の広告投資を実施し、さらにCPAが高騰するというサイクルに陥っていると指摘する。

 広告費・CPAの高騰の流れによって、BtoB企業では広告以外で顧客を獲得する「コンテンツマーケティング」が重要性を増しており、同社がマーケティング担当者を対象に実施したFacebook広告に関する調査では、これまでに効果が得られたコンテンツとして、約半数が「ホワイトペーパー」を挙げている。また、クリックしてしまう他企業が配信しているFacebookのリード獲得広告でも約4割が「ホワイトペーパー」を挙げており、その効果がうかがえる。

 さらに同レポートでは、コンテンツを効率よく作成する方法として、生成AIの活用を挙げるものの、生成AIが生み出したコンテンツは同じようなプロンプトで指示をした場合、画一的なコンテンツが生成されることも少なくないためユーザーに訴求できる点が弱く、また他者が同じようなコンテンツを生成していればコピーとみなされブランド毀損リスクを被る可能性にも注意を求めた。

 生成AIの普及やCPAの高騰によって、コンテンツマーケティングに着手・発信をする企業が増えていく一方、コンテンツの質が低下する懸念もある中で、IDEATECHでは「顧客が知りたい・知りたがるコンテンツ」こそが顧客接点を取れるコンテンツであると指摘している。

 あわせて1月15日16時〜17時には、IDEATECHの代表取締役社長である石川友夫氏によるオンラインセミナー「海外SaaSリーダー企業の実践から学ぶ:2024年のコンテンツマーケ戦略で必要な3つのエッセンス」も開催される。参加費は無料で、事前登録が必要。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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