レッドジャーニーはイベント「複雑な問題に立ち向かうためのアジャイル実践 多様性を力に変えるアジャイルとコレクティブインパクトへの手がかり」を、6月18日に開催する。参加費は無料。
ソフトウェア開発から端を発した「アジャイル」はその適用の範囲を広げてきている。ソフトウェア開発に限らず、事業開発、あるいは開発以外の業務(マーケティング、営業、バックオフィスなど)、さらには組織の運営そのものにアジャイルの考えとプラクティスを取り入れる流れがある。
同イベントでは、そもそも「アジャイル」とは何なのかというところに立ち返り、アジャイルを知らない人には「なぜアジャイルが必要になっているのか」その背景と要点について、またアジャイルを一定理解されているという人には「より複雑な問題(事業やプロダクト、組織課題)に対してどのようにして向き合っていくのか」などについて論じていく。
同社代表の市谷聡啓氏からは「アジャイルとは何か」「組織観点からはどのようにアジャイルを見ていくのか」について、これまでの事業開発、組織開発支援の経験から語られる。
また、今回講演と対談を行う医療経済研究機構の服部真治氏からは、地域における政策策定にアジャイルを適用する試みについて語られる。「地域包括ケアシステム」と呼ばれる、地域医療・介護を支えていくために必要とされる枠組みについて、自治体、医療、民間という多様なステークホルダーがどのようにして方向性を定め、推進していくのか(「コレクティブ・インパクト」)、またそこにアジャイルがどのように適用できるのか、実際の活動を踏まえて紹介する。
イベント内容は以下の通り。
講演「アジャイルとは何か、私達にとって何を意味するのか」株式会社レッドジャーニー 代表 市谷聡啓氏
- アジャイルのなりたちとは、日本におけるアジャイルの進展とは
- なぜ、「組織を芯からアジャイルにする」が問われるのか
- アジャイルの可能性と希望
講演「走りながら考え、考えながら走る ~アジャイル型地域包括ケア政策共創プログラムによる実践~ 」一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 政策推進部 担当部長/研究部 主席研究員 服部真治氏
- 地域包括ケアの狙いと課題
- 多様なステークホルダーの方向性を整えるための「コレクティブ・インパクト」という手がかり
- アジャイルによる探索アプローチの実際
対談「複雑な問題に立ち向かうためのアジャイルとコレクティブインパクトへの手がかりとは?」服部氏×市谷氏
- 両講演の深堀り~共通性は何か
- アジャイルに適応していくための課題とは何か
- これからの展望、アジャイルへの期待とは何か など
参加対象は、以下にあてはまる人であれば前提とする職種はない(地域包括ケアシステムそのものに関心がある行政、自治体職員も参加可能)。
- アジャイルやコレクティブ・インパクトに関心がある方、自分の仕事や活動に取り入れていきたいと考えている方
- 組織にアジャイルを取り入れる「組織アジャイル」について学びを得たい方
- 地域包括ケアシステムに関心がある方、具体的な構築の手がかりを得たい方
開催日時は6月18日の19時~21時で、会場はノバルティスファーマ株式会社(東京都港区)。参加にはイベントページからの申し込みが必要で、定員は先着30名。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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