DIGGLEは、8月1日付で本田大晟(ほんだ・たいせい)氏がVP of Productに就任したことを8月19日に発表した。

同社の運営する、経営資源の戦略的な投資判断を支える経営管理プラットフォーム「DIGGLE(ディグル)」は、6月に総額17.5億円の資金調達を発表することで、累計資金調達額が約27.5億円に達している。また、東京証券取引所の変革をはじめとしたガバナンス強化の動きとともに、経営管理領域はマーケットも大きく盛り上がりつつある。
今後の事業展開では、従来メインで展開してきた財務数値(PL)をベースとした「カネ」の領域を、設備投資管理や売上管理などに深化させつつ、「ヒト」「モノ」の領域へ広げて、企業の「ヒト」「モノ」「カネ」のあらゆるリソースのリアルタイムな再配分・経営の全体最適化を実現していく。
そのためにも、高い顧客解像度に裏打ちされたプロダクト開発体制によって、顧客が抱える課題やニーズを深く、多角的に理解して、その洞察を基盤として製品やサービスを生み出す組織のあり方の実現や、潜在的なニーズを発見し市場に大きなインパクトを与えるような革新的なプロダクトを開発し続けていくための経営強化を図るべく、今回の本田氏のVP of Product就任に至ったという。
本田氏は、立教大学経済学部卒業後にRettyへ新卒入社し、データアナリストとしてプロダクト・ビジネス両面の意思決定支援に従事した後に、BtoB向けプロダクトのプロダクトマネージャーを担当した。2022年8月からはDIGGLEにプロダクトマネージャーとして入社し、2024年7月からはプロダクトマネージャー/デザイン組織のDircetorを担っている。
今回のVP of Productへの就任にあたって、同氏は以下のコメントを寄せている。
「企業の経営管理において、データドリブンな意思決定の重要性が高まる中、多くの組織では依然として分散したツールや手作業による非効率なプロセスが課題となっています。経営層から現場まで情報が適切に流通せず「戦略と実行の乖離」や「意思決定スピードの低下」といった声を多くの企業から伺い、DIGGLEが提供するソリューションの市場価値をこれまで以上に実感しています。
この度VP of Productに就任するにあたり、DIGGLEでの経験を活かしながら新たな責任と使命感を持って取り組んでまいります。プロダクトマネジメントとデザイン組織の強化を通じて、ユーザー体験と事業価値の両立を実現し、プロダクトを中心とした事業全体の推進により、DIGGLEのコーポレートビジョン「経営の動脈になる」の達成を目指してまいります。
企業の経営効率化に更なる貢献を果たせるよう、チーム一丸となって邁進いたします」
あわせて同氏は、「AI時代のPdMは『スタンスを取る』ために顧客理解を上げていこう」と題したnoteの記事も公開している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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