「デブサミ2021夏」で講演されるプロダクトマネジメント関連セッションを紹介

　翔泳社が主催するソフトウェア開発者向けのイベント「Developers Summit 2021 Summer（通称、デブサミ2021夏）」が7月30日にオンラインで開催される。今回はその中から、プロダクトマネジメントに関係するセッションをいくつか紹介する。

「多様なニーズに対応するグローバル製品のつくり方」（グレープシティ 村上功光氏）

　各製品につき1つの開発チームという体制のもと、グローバルに製品を提供するなかで、各国から寄せられる顧客の要望をいかに集積し、製品機能に落とし込んでいくかのプロセスを紹介しながら、グローバルな製品づくりの方法を紹介する。

「行政領域では今何が起きているのか？ 行政領域のスタートアップエンジニアから見たGovtech SaaSとは」（グラファー 吾郷協氏、澤孝晃氏）

　コロナ禍以降、窓口の混雑回避や給付金申請、ワクチン接種予約など、さまざまな場面で行政領域のシステムに注目が集まるなか、行政領域（Govtech）でSaaSを開発している側のエンジニアの視点で、「いま行政領域で何が起こっているのか」「行政特有の課題は」「どうやって行政向けにSaaSを開発しているのか」などを紹介する。

「ゲームで開発スキルを向上させる「TwilioQuest 3」の日本語化とその裏側」（Twilio Japan 池原大然氏）

　Twilioが開発者向けサービスのオンボーディングを促進するため制作した、ゲームを遊ぶように製品の利用方法を学べる海外向けのアプリを日本語化した経験を踏まえ、サービスの他言語対応にまつわる課題感などを共有する。

　開催日時は、2021年7月30日（金）の10時から18時35分まで。参加無料の事前登録制で、イベント公式サイトから7月29日の13時まで参加登録を受け付けている。