ルートは、デザイン組織の組成・運用を目指す企業を対象としたデザイン組織の立ち上げ・運用支援サービスを開始するとともに、新ビジョン「Design Doing for More」を制定したことを、3月7日に発表した。
デザイン組織の立ち上げ・運用支援サービスでは、おもにアプリやWebサービスの開発を行う事業会社向けに、Design Opsの体制構築支援、デザインシステムの運用体制整備や設計支援、プロダクト開発組織に対してのUXデザインプロセス定着支援を行っていく。
支援先企業の課題や状況を踏まえて、相談の上で支援内容を決定することを想定しており、手法やフレームを提示するだけでなく、組織の一員として伴走し実行をともないつつ、価値を提供する。
支援内容の例は以下の通り。
- グロースフェーズにおいて、デザイナー人員増加に耐えうるデザインプロセスの体系化や整備
- 開発者や他デザイナー含めてデザインアセットを活用できるような、デザインシステム整備や運用の支援
- プロダクトマネージャーやエンジニアも含むプロダクトチーム、および開発サイクルでの、デザインアプローチの導入(UXリサーチや顧客インサイトを元にした施策立案・プロセス導入など)
新ビジョン「Design Doing for More」は、経済産業省と特許庁が2018年5月23日に発表したデザイン経営宣言をはじめとする、近年のビジネスにおけるデザインの必要性が叫ばれる流れ、およびそれにともなう業界内での意識変化を受けて制定された。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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