米Adobeは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、無料の「XDスタータープラン」を含むすべてのCreative Cloudプランの「Adobe XD」を対象に、共有および共同作業に関するすべての機能を、10月までの期間限定で提供する。
今回、無料開放された「Adobe XD」のリモートワーク機能を利用することで、作成したデザインをレビュー目的で共有し、フィードバックを得られる。他のデザイナーやチームメンバーを招待して、同じドキュメントを開き、リアルタイムで共同作業することも可能で、クラウドドキュメントを活用してデザインシステムを構築すれば、アセットやコンポーネントをチーム全体で共有できる。
さらに、デザインスペックを生成すれば、デザインを実際にWebサイトやアプリとして実装する開発者が作業しやすくなる。
なお、現状では共同編集機能はベータ版だが、近日中の正式提供を予定している。
そのほか、ローカルのPC上でドキュメントを開き、保存する機能については「Adobe XD」のプランに関わらず、引き続きサポートしていく。
同社は、今後開催するコミュニティ向けのイベントすべてをオンラインで実施することで、ユーザーとの繋がりと対話を継続する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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