リックソフトは、自社開発のデータ活用支援ツール「Cadre(カドレ)」をバージョンアップしたことを、6月10日に発表した。
Cadreは、アトラシアンのソフトウェア開発プロジェクト管理ツール「Jira Software」とチームコラボレーションツール「Confluence」のデータ活用支援ツール。プロジェクト管理者がプロジェクト中にJira SoftwareおよびConfluenceのデータを使って進捗実績値を可視化する際に発生する、データの取り出し・蓄積・集計・加工といった一連のデータ成形のタスクを自動化する。
今回のバージョンアップによって、Jira SoftwareとConfluenceに加えて、アトラシアンのソースコード管理ツール「Bitbucket」、Gitlabのソースコード管理ツール「Gitlab」のデータも取得できるようになった。
さらに、これまではビジネス分析プラットフォーム「Tableau」に接続して進捗情報を視覚化させていた、Cadreが蓄積・加工したデータを、RDBでの公開およびAmazon S3との接続によって、Tableau以外のBIツールでも分析が可能になっている。
今後は、引き続きCadreで取得できるサービスとデータのバリエーションの拡充を進めるとともに、よくあるユースケースに対応したアイテムセットのテンプレート化を進めていく。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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