博報堂は、クリエイティビティでDXを推進する「hakuhodo DXD」において、顧客接点として重要度が高まっているオウンドサービスの継続的な価値ある成長(グロース)を実現するための運用支援プログラム「DXD Growth Program」の提供を、10月6日に開始した。
DXD Growth Programは、生活者から愛され継続的に成長するオウンドサービス実現のための戦略立案から、実際に実装するためにデータを活用して顧客に受け入れられるシステム・デザイン・コンテンツを開発するオウンドサービス運用をワンストップで実施できるプログラム。近年、企業において必要度が増している“内製化”を進めるための自走支援プログラムもあわせて専任で対応・提供する。
適切なKGIとKPIを設定し、それを実現するためのデータ分析体制とエグゼキューション開発体制を整備して、マイルストーンに基づいたプロジェクトマネージメントプロセスを設計する「現状理解とゴール設定」、KGIとKPIを達成するために、UIUXのアップデートやサービスのグロースを実行できるデータ基盤/システム環境になっているかを検証し、場合によっては再設計する「システム環境の確認・構築」、オンラインからオフラインにまたがる複数の生活者接点で、中長期的に運用をしながらも一貫した世界観を構築していくためのデザインシステムを設計する「ブランドデザインシステムの構築」、ユーザー分析の軸を徐々に広げていくことで、ユーザー把握やUIUXのアップデートから、ロイヤルティ分析やサービス開発などエグゼキューションの幅を徐々に広げていくグロース運用を行う「グロース運用・検証」、該当部署を横断的にまとめる会議体を設定し、その取り仕切りを最初は並走しながらも徐々に任せていくことで、グロース運営を自走化できるようサポートする「自走化支援」の、5つのステップによってオウンドサービス運用を実現していく。
あわせて、オウンド・UX・サービスの構想~開発~グロースに知見と経験を持ち、現状理解とゴール設定を中心に、5つのステップ全体を推進する「コンサルティングチーム」、グロース運用・検証のステップでUIUXをアップデートするためのデータ分析を行うとともに最適なデータ分析を行うためのシステム環境の構築についても並走する「データアナリティクスチーム」、複数にまたがるオウンド・UX接点を統合的にマネージメントするためのコンテンツマネジメントシステム、マーケティングシステムの選定/設計/導入/運用支援を行う「システム開発チーム」、企業やブランドの全体の世界観を踏襲しつつ、おもにUIUXデザインをアップデートするデザイナーと、それを実装するフロントエンドエンジニアで構成される「UIUXデザインチーム」、ユーザーに常に有益な情報を届け関係を深めていくためのキャンペーン実施するとともに、読み物や動画などのコンテンツ制作を行い、データを見ながらアップデートしていく「コンテンツクリエイティブチーム」の、5つの機能を用意する。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア