施策の善し悪しは、見るべき指標が適切でないと正しく判断できない
「うまくいっているか」
新しい機能やプロダクトがでるたび、この基本的な質問に答えるために、プロダクト分析トラッキングを実装したくなる衝動にかられるのは、プロダクトマネージャーにとって自然なことかもしれません。
「ユーザーは新機能を受け入れているか」「重要な指標に影響はでているか」「追加のKPIに影響はでているか」。これらはすべてプロダクトマネージャーが知りたい質問であり、プロダクト分析でエンゲージメント指標を調べることで答えが得られます。
しかし、質問の背後にある「なぜ」を導き出すことを怠ってしまう人も多いのです。ある指標が機能している、あるいは機能していないのは「なぜか」を探ることで、プロダクトや機能に関する、より有意義な答えを得られます。また、浅い分析によって間違った方向に進んでしまうことを避けることもできます。