Pendo.io Japanは、丸紅ITソリューションズと販売代理契約を締結したことを、9月29日に発表した。丸紅ITソリューションズは、Channel Development Partner(CDP)として、国内パートナーの開拓・育成を担当する。
今回の代理店契約によって、丸紅ITソリューションズはリセラーパートナーの開拓・育成を担うとともに、エンドユーザーへの販売やサポート提供を行う。
Pendo.io Japanの親会社である米Pendo.ioは、「ソフトウェアで世界のプロダクト体験を向上する」をミッションに、ユーザーの期待にソフトウェアを近づけるためのプロダクトプラットフォームを提供するSaaS企業。製品の特長は、「分析」「ガイド」「意見収集」の3つで、ユーザーデータを吸い上げてガイドをパーソナライズして展開しつつ、利用状況を定量データで視覚化して、プロダクトに還元する。
DXに関する多くの課題の中でも「システムの利活用・定着」に注目し、既存のデジタル資産を「ユーザーデータを分析」して効率よく「使いこなす」ことで組織内の改革を進める企業や、従業員満足度を向上したい企業との取り組みを進めている。
そのほか、ノーコード・ローコードで導入できる点も評価されているほか、最新のテクノロジートレンドにも適宜対応しており、7月19日(現地時間)にはPendoプラットフォームをAIと自動化で強化する「Pendo AI」を発表した。
丸紅ITソリューションズは、「Active IT」をスローガンに掲げてクラウド時代の提案力と信頼のITサービスを積極的に提供している。Box事業などと同様に顧客ニーズに応えるための試行錯誤を厭わずノウハウを貯め、Pendo運用課題解決のためのエコシステム提供などを通じて、日本企業がいま直面しているビジネス課題への回答力を持つ点が競合優位性として挙げられる。
Pendo.io JapanのCDPとなることで、大手コンサルティングファームやカスタマーサクセスを積極的に取り組んでいるIT企業とのパートナーシップが可能となり、Pendo導入や運用に不安を抱いていた企業の導入ハードルを下げ、スムーズな利用開始に導ける。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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