IDEATECHは、同社の提供するワンストップでリサーチデータマーケティングを実現する「リサピー」の企画として、企業で調査PRを実施しているマーケティング担当者を対象に実施した、調査PRの実施体制に関する実態調査の結果を12月15日に発表した。同調査は、10月20日〜23日の期間に行われ、108名から有効回答を得ている。
調査対象者に、勤務先の企業が調査PRを実施する理由を尋ねたところ(複数回答)、「メディアに転載・掲載されやすい」(54.6%)がもっとも多く、「業界内でのポジショニング・ブランディングが狙える」(51.9%)、「調査データが二次・三次活用でリード獲得などに繋げられる」(44.4%)がそれに続いた。
勤務先の企業において調査PRを実施する際に、調査の企画構想から調査結果の情報発信までにかかる、平均時間を尋ねた質問では、「1か月以上〜2か月未満」(32.4%)が最多となり、「3週間以上〜1か月未満」(21.3%)が続いている。
勤務先の企業において調査PRを実施する際に、調査の企画構想から調査結果の情報発信までにかかる、平均コストを尋ねたところ、「70万円以上〜100万円未満」(19.4%)がもっとも多く、「50万円以上〜70万円未満」(18.5%)がそれに続いた。
勤務先の企業において調査PRを実施する際に、調査の企画構想から調査結果の情報発信までに関わる、担当者数を尋ねた質問では、「3人」(24.1%)が最多となり、「5人」(17.6%)が続いている。
勤務先の企業において調査PRを実施する際に、内製している業務としては(複数回答)、「調査の実施」(55.6%)、「調査の設問検討」(53.7%)、「調査の企画構想」(48.1%)が上位を占めた。
勤務先の企業において調査PRを実施する際に、外注している業務を例の中から選んでもらったところ(複数回答)、「クリッピング(PR効果)の集計」(35.2%)、「調査リリースの作成」(29.6%)、「調査リリースの配信」(23.1%)が上位となっている。
勤務先の企業において調査PRを実施する際に、内製している業務として「特にない」「わからない/答えられない」以外の回答をした人に、現在内製しているものの本当は外注したいと思う業務を、例の中から選んでもらった質問(複数回答)では、「調査の実施」(40.4%)がもっとも多く、「調査リリースの作成」(31.3%)、「調査の設問検討」(24.2%)がそれに続いた。
勤務先の企業において調査PRを実施する際に、苦労していることや課題に感じていることとしては(複数回答)、「調査の実施に時間がかかる」(53.7%)が最多となり、以下「調査にかかるコストが高い」(49.1%)、「調査の企画・設計が難しい」(33.3%)が続いている。
勤務先の企業において調査PRを実施することによって、得られたマーケティング効果を尋ねたところ(複数回答)、「調査結果の発信による、獲得リード数の増加」(53.7%)がもっとも多く、「調査結果の発信による、被リンク獲得でのドメインパワーの向上」(45.4%)、「調査結果の発信による、サイト流入の増加」(38.0%)がそれに続いた。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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