SmartHRは、クラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」と連携可能なアプリケーションを紹介するアプリストアサービス「SmartHR Plus」において、実験的なアプリケーションの提供を行う取り組み「SmartHR Labs」を開始したことを、3月7日に発表した。
SmartHR Labsは、SmartHR Plusをさらに活性化することを目的としており、具体的な取り組みとしては有志のSmartHR従業員が実験的に開発したアプリケーションをSmartHR Plus上で提供していく。人事・労務の領域にこだわらない柔軟な発想でアプリケーションを開発し、SmartHRを活用した新たな可能性を提案する。
SmartHR Labsの取り組み第1弾として公開されたのは社内イベント管理アプリケーションで、SmartHR上で研修や勉強会、懇親会といった社内イベントの募集ページを作成・公開できる。イベント内容の詳細を掲示するだけでなく、日程調整や応募者の管理・参加者の分析が可能で、SmartHRアカウントを持っていればログインしてすぐに利用できるので、新たなアカウント発行や登録は必要ない。なお、同アプリケーションはSmartHRの代表取締役CEOである芹澤雅人氏を含む、社内の有志メンバーによって開発された。
そのほか、SmartHR Labsの立ち上げにあたっての詳細は、同社のTech Blogに投稿されている「SmartHR Labsを立ち上げました」と題した記事において紹介されている。
SmartHRは、雇用契約や入社手続き、年末調整といった多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積するとともに、そのデータを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」「スキル管理」といったタレントマネジメント機能を通じて、組織の活性化や組織変革を推進し、生産性向上を支援するクラウド人事労務ソフト。
SmartHR Plusは、勤怠情報や給与情報といったサービスとの連携が可能なアプリケーションを展開し、それぞれの企業や組織ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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