ヌーラボは、同社の提供するプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」において、「毎回、同じ設定を繰り返すのが手間」「設定ミスを防ぎたい」といった課題を解決すべく、プロジェクトの設定情報をファイルとして保存・再利用できる「インポート・エクスポート」機能を7月8日にリリースした。

インポート・エクスポート機能は、既存プロジェクトの設定内容をファイルとして保存し、新しいプロジェクト作成時にその設定を読み込んで適用可能な機能で、設定を一から作成する手間が省けるため、プロジェクト管理をよりスムーズかつ安定して実行できるようになる。


設定内容を保存するファイルには、おもに以下のような設定項目が含まれる。
- 課題の種別(名称、背景色、テンプレート)
- 課題の状態(カスタム状態含む)
- カテゴリー
- 発生バージョン/マイルストーン(名称のみ)
- テキスト整形ルール(Markdown/Backlog)
- 親子課題、Wiki、Gitなどの利用設定
なお、同機能は新規プロジェクト作成時のみ使用可能で、既存のプロジェクトへは適用できない。また、マイルストーンの「開始日・終了日」は含まれないほか、設定項目のうち「カスタム属性」には、今後のアップデートでの対応を予定している。
対象プラン・スペースは、「フリープラン」を含むBacklogのすべてのプラン、およびスペースで、管理者権限を持つユーザーのみ利用可能となる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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