NEWhは、生成AIを活用した事業開発の実践的手法をまとめたWebサイト「生成AI×事業開発の実践ガイド」を7月9日に公開した。

同サイトは、事業開発の現場ですぐに使える生成AIプロンプトと活用ポイント、その背景にある思考法を体系化した実践型オンラインガイドで、個人の実践から組織の変革まであらゆるニーズに対応する、「実践ガイド:今すぐ使える6つのシーン別プロンプト」と「腹落ちメソッド:効率化と納得感を両立する独自アプローチ」の、2つのアプローチを提供する。
実践ガイドでは、AI活用の第一歩を踏み出したい人に向けて、事業開発の典型的な6つのシーンですぐに使えるプロンプトを提供し、個人での試行錯誤から始められる。

提供シーンは以下の通り。
- シーン1:メガトレンド分析
- シーン2:課題の構造化
- シーン3:アイデア生成と評価
- シーン4:競合分析と差別化
- シーン5:仮想顧客インタビュー
- シーン6:事業プランチェック
それぞれのシーンでは、変数部分({{#業界名}}など)を書き換えるだけで自社の事業開発にすぐに使える、実践的なプロンプトを提供する。
腹落ちメソッドは、生成AIの出力を単に受け入れるのではなく、深い理解と納得感(腹落ち)を得つつ活用する独自メソッド。「もっと深い活用をしたい」「チームの納得感を高めたい」といった人に向けて、個人の深い理解から組織全体の変革へとつなげる思考法を提供する。

腹落ちを生むポイントは以下の5つ。
- 人間中心の段階的プロセス設計:情報の咀嚼時間を確保し、深い理解を促進
- 情報の再構成と転記の促進:AIの出力を自分の言葉で言い換える過程で「自分ごと化」
- 対話の仕掛け人としてのAI活用:AIに「よい質問」を生成させ、人間の思考を刺激
- チーム対話を促進する問いの生成:議論を活性化し、チーム全体の納得感を醸成
- 体験と共感を通じた腹落ちの設計:データを「ストーリー」に変換して、エモーションに訴求
生成AI×事業開発の実践ガイドでは、以下のコンテンツを提供する。
新しい事業開発の始め方(導入)
- 生成AIが事業開発にもたらす変革
- 同ガイドの活用方法
プロンプトの基本を学ぶ(基礎)
- 効果的なプロンプトの書き方
- システムプロンプトの活用法
事業開発を6つのシーンで完全走破(実践ガイド)
- 6つのシーンでの具体的な活用方法
- 実際のプロンプト例と解説
腹落ちメソッド(理論)
- 業務特性で使い分ける「AI共創の4つの型」
- 納得感を生む「腹落ちの5つのポイント」
- 効率化と腹落ちを両立する思考法
プロンプト集(ライブラリー)
- すぐに使える実践的プロンプト集

個人の想定ユーザーは以下の通り。
- 新規事業開発を担当するビジネスパーソン
- 自分のアイデアを形にしたい起業家・起業準備中の人
- プロダクト開発に携わるマネージャー・エンジニア
- キャリアアップのためAIスキルを身につけたい人
組織の想定ユーザーは以下の通り。
- 大企業のイノベーション推進部門
- スタートアップの経営チーム
- 新規事業開発プロジェクトチーム
- AI活用を推進したい経営企画部門
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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