ビザスクは、正社員採用領域に参入し、多様な「知見」を起点にした新たな人材マッチングサービス「ビザスクdirect」の提供を、9月に開始する。

ビザスクdirectは、正社員から副業・業務委託まで雇用形態を問わず、企業の人材ポートフォリオの充足に必要な人材を個人の持つ「知見」から探せる人材マッチングサービス。
同社の保有する国内20万人超のエキスパートデータベースから、企業が求める知見を持つ人材を雇用形態を問わず直接探すことが可能で、従来の採用媒体のように企業名や経験職種ではなく、「知見(=できること)」を起点に最適な人材を見つけられる。
従来の採用媒体では、職種、年収、経験年数といった「スペック」でのスクリーニングが中心だったが、ビザスクdirectでは個人の持つ「知見」を軸にした検索・マッチングをAIがサポートすることで、企業が本当に解決したい課題に必要な実践的スキルや専門性を持つプロフェッショナルを、業界や雇用形態の垣根を越えてピンポイントで発見できる。

また、企業の「XX事業の事業成長のために、XXXという課題解決に取り組みたいので、候補人材プールを作りたい」といった抽象的なニーズに対して、AIが自然言語処理を用いて最適な人材を複数アングルから提案する機能の導入を予定している。
雇用形態に捉われることなく、正社員から業務委託まで企業ニーズに合わせた最適な人材を探せるようになっており、以下のような活用方法が想定される。
- 1時間単位のインタビュー:業界経験者に対するユーザーインタビューや業務改善、サービスニーズの検証などの相談
- 副業・フリーランス人材の業務委託:プロジェクトの特性に合わせた即戦力人材を必要な期間・稼働日数で契約
- 正社員採用:業界経験や専門領域におけるスキル・知見をもつ人材をフルタイムの社員として採用
正社員として探していたポジションに対して、業務委託で最適な貢献をする人材が見つかるケースや、副業・業務委託として携わった後に正社員として参画するといった、柔軟な形でのマッチングも可能となっている。
人材データベースには、主要業界をはじめとする500超の業界・職域における専門家が、国内だけでも20万人超登録されており、転職市場では顕在化していない、自身の「知見」を活かして活躍したいと考える多様なプロフェッショナルで構成されているので、従来の転職市場では出会うことが難しい人材とのマッチングを期待できる。たとえば、部長・事業責任者以上のハイレイヤー人材や、ニッチな領域の専門家といった、企業が求める最適な人材を見つけられる。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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