八文字学園 水戸電子専門学校は、未来を切り拓くIT人材の育成を目指して、「デジタルイノベーション学科 プロダクトエキスパートコース」を2026年4月に新設する。
同コースは3年間の単位制で、1年次の前期・後期には、プロダクトマネージャーとAI駆動開発エンジニアの双方に不可欠なITの基礎知識、プログラミング、システム開発、ビジネス基礎を幅広く学ぶことで、ITビジネスと開発全体の理解を深めるとともに、自身の適性や興味をじっくりと見極められる。1年次終了時に自身のキャリアパスを確定させ、2年次から「プロダクトマネージャー専攻」と「AI駆動開発エンジニア専攻」に分かれて、より専門性の高い学びへと進む。
各学期には、座学だけでなくワーク型の講座も豊富に取り入れ、とりわけ2年次にはグループでプロダクトの企画・開発に挑戦して、一般公開を目指す。続けて3年次には、金融機関や企業で活躍するメンター、審査員を招いた本格的なピッチイベントの開催を構想しており、事業戦略からプロダクトデモを発表して、実際のスタートアップさながらの経験を積んでいく。
さらに、プロダクトをリリースして終了ではなく、その後の「運用」と「グロース」までを視野に入れて取り組む。広告費を援助して実際の広告出稿を行ってPDCAを回す経験や、SNSを活用したユーザーインタビューやUXリサーチ、すでに運用フェーズに入っているプロジェクトの管理や本番リリースといった、他にない貴重な実践経験を積めるので、企業が求める人材への成長が可能になるとともに、将来的に起業家としても活躍できる素養を身につけられる。
7月から同コースの説明会およびオープンキャンパスを順次行っていき、8月23日には新カリキュラムの体験が可能な特別オープンキャンパスを開催する。さらに10月からは、推薦・一般願書の受け付けを順次開始していく。
同コースでは、VTuberライブ配信アプリ事業で累計20億円超の売上を実現し、上場企業へのM&Aも成功させたエンタメ起業家・前原幸美氏がプロデューサーに就任し、業界第一線の知見を実践型カリキュラムへ落とし込むことによって、AI活用力とプロダクト企画力を同時に備えた若手人材の輩出を目指す。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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