ベリサーブは、Webアクセシビリティ評価ツール「WAIV2(ウェイヴ・ツー)」の提供を、4月9日に開始した。
WAIV2は、U'eyes Designが開発するWebアクセシビリティ評価ツール「WAIV」を大幅にアップデートした製品であり、U'eyes Designとベリサーブの協働によって開発されている。
JIS規格「JIS X 8341-3:2016」や、国際基準であるWCAG(Web Content Accessibility Guidelines)に基づき、Webサイトのアクセシビリティを自動で評価することが可能で、評価結果をわかりやすくまとめたレポートを作成してくれる。レポートには、問題点や修正ポイントはもちろん、具体的な修正方法が誰にでもわかりやすいよう丁寧な説明とともに提案される。
サイト一括評価、評価結果集計機能、制限付きサイト評価機能といった、多彩な機能を搭載しており、シンプルな操作画面なので簡単に利用でき、URLを指定すると自動でアクセシビリティ評価を実施する。
今回の、ベリサーブとU'eyes Designによる協働開発は、2023年5月改正・2024年4月1日施行の「障害者差別解消法」によって、国や地方公共団体だけではなくすべての民間事業者に対して、障がいのある人への合理的配慮が義務となったことを受けて行われたという。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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